よくある質問
乳児期(0~2歳)によくある質問
Q.生後180日で乳歯がないのですが大丈夫ですか?
A.乳歯が生えてくる時期には個人差があるため、生後半年で乳歯がなくても大丈夫です。
1歳を過ぎてから乳歯が生えてくることもあります。生後1年経っても乳歯が生えてこない場合は、当院までご相談ください。
Q.歯磨きはいつから開始すればいいですか?
A.乳歯が生えてきたら、子ども用の小さな歯ブラシで歯磨きしてみてください。
乳児は黙って口を開けていることができないので、歯磨きするというよりも歯ブラシに慣れさせるために行います。
成長してから歯ブラシを恐がらないように、普段から慣れさせておくことが大事です。
Q.親の歯並びが悪いのですが、子どもに影響はありますか?
A.親の歯並びが悪い場合、子どもの歯並びも悪くなる可能性は高いです。
顎の骨格は、遺伝的な要素が強いため、親の顎の形状を子どもが引継ぐことで歯並びが悪くなることがあります。
乳児の頃から噛み合わせを注意して観察し、気になることがあれば当院までご相談ください。
Q.歯磨きは一日何回行えばいいですか?
A.歯磨きは基本的に毎食後に行うことが望ましいです。毎食後に歯磨きを行うことが難しい場合は、寝る前には必ず歯磨きを行ってください。
歯を磨く回数よりも、1回の歯磨きの質を上げることを意識しましょう。
幼稚園・保育園(3~6歳)頃によくある質問
Q.歯並びが少し悪い気がするのですが大丈夫でしょうか?
A.
幼稚園や保育園に通う年齢のお子さまの歯並びが悪い場合、注意深く観察する必要があります。
この時期の子どもは、顎の発育が盛んであり、顎の成長と歯の大きさのバランスで歯並びが乱れることがあります。
今後、顎が順調に成長し、歯が生えてくるスペースを確保できれば良いですが、現時点で歯並びの乱れが気になる場合は一度ご相談ください。
当院では、5歳頃からマイオブレースという子どもに特化した歯の矯正治療を行うことができます。
Q.歯の定期健診は何歳から受ければいいですか?
A.
子どもの歯の定期健診は、1歳半頃を目安にスタートしてください。
その理由は、子どもの歯は1歳半から3歳くらいまでに全ての乳歯が生え揃うためです。
1歳未満ではまだ乳歯が生え揃っておらず、4~5歳では永久歯が生え揃ってから日数が経過しすぎています。
Q.指しゃぶりの癖がありますがどうすればいいですか?
A.
0~2歳くらいの子どもが指しゃぶりをすることは自然なことです。
ただ、4~5歳になっても指しゃぶりが続いている場合は、顎の発育や歯が生える方向に影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。
指しゃぶりにはいろいろな原因がありますが、寂しさやストレスが原因の場合もあるので、子どもとのスキンシップを多くとることを意識しましょう。
Q.歯磨剤は何歳から使えばいいですか?
A.
歯磨剤の使用に適齢期はありません。子どもが嫌がらなければ0歳から使い始めても問題はありません。
ただし、歯磨き粉に良いイメージを持ってもらうため、子ども用の歯にやさしい甘味料が入った歯磨き粉を使うことをおすすめします。
小学生(7~12歳)頃によくある質問
Q.子どものむし歯は歯磨きで治りますか?
A.
むし歯の初期段階で、歯に穴が空いていない状態の場合、フッ素濃度が高い歯磨剤を使ってブラッシングを行えば治る場合があります。
ただし、見た目には問題がなくても、歯の奥や歯根でむし歯が進行していることがあるため、気になる場合は歯科医師に相談しましょう。
Q.歯が痛い場合すぐに歯科医院に行ったほうがいいですか?
A.
歯が痛み、むし歯かなと思ったらすぐに歯科医院に行ってください。
むし歯は、初期段階で治療を開始できた場合、完治までの期間や費用を大きく抑えることができます。
逆にむし歯がかなり進行してしまっている状態だと、治療が難しくなり、抜歯や被せ物をしなければならない場合があります。
Q.歯が抜けた時の食事や歯磨きはどうすればいいですか?
A.
食事に関しては、普段通りにしていただいてかまいませんが、極端に固いものや刺激が強いものは避けましょう。
歯磨きに関しては、歯が抜けた当日のみ歯を磨くことを控えてください。
口内に少し血が残る感じがする場合、無理に洗い流そうとする血が止まらなくなるため、ある程度血が引いたらそのままにしておきましょう。
Q.抜けた歯はどうすればいいですか?
A.
乳歯と永久歯が入れ替わるために自然に歯が抜けた場合でも、歯は捨てずに歯科医院まで持っていきましょう。
また、口周辺をぶつけて外傷で歯が抜けた場合は、抜けた歯を大切に保管し、必ず歯科医院まで持っていきましょう。