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唾液検査

左の木 右の木

唾液検査とは

唾液検査とは

唾液検査とは、お子さまのむし歯リスクを詳細に調べる検査のことで、 唾液の量や唾液に含まれる細菌の数からむし歯リスクを算出します。
むし歯の原因は、歯磨きをしない、甘い物の多量摂取など多数ありますが、 特にむし歯になりやすいお子さまは、唾液の量や飲食の回数が影響している可能性があります。

4つの項目を検査します

唾液の量

唾液には口の中を清潔に保ち、口の中が酸性にならないように中和する働きや、細菌の増殖を抑制する働きがあります。
そのため、唾液の量が少ないと、むし歯を防ぐ働きが弱まってしまいます。

唾液の中和力

唾液の中和力が弱いと、口の中が酸性になっている時間が長くなってしまいます。
そのため、細菌が歯を溶かす時間が長くなり、歯を修復する再石灰化の時間が短くなるため、むし歯になりやすくなってしまいます。

むし歯の原因細菌の数

むし歯の原因となる細菌「ミュータンス菌」の数を調べます。ミュータンス菌とは、糖分から酸を創りだして歯を溶かしてしまう細菌です。
口腔内のミュータンス菌の数には個人差があり、数が多いほどむし歯リスクが高くなります。

ラクトバチラス菌(LB菌)の数

ラクトバチラス菌は、むし歯の進行に大きく影響している細菌です。
むし歯の深い部分に存在していることが多く、ラクトバチラス菌が多いとむし歯が進行しやすい状態になります。

木

唾液検査の流れ

唾液検査は短時間で終了し、治療中や治療後の痛みもありません。
唾液検査は以下の流れで行います。

01

検査①

味の無いガムを5分間噛んで、唾液がどのくらい出るかを調べます。
唾液が多い程、口の中の洗浄力が強く、歯の質を強くする働きが強く、抗菌作用がより働くということになります。

02

検査②

酸性に傾いている口内を中性に戻す力を調べます。中和力が高いほど、酸性から中性の状態に戻す力が強いと言えます。

03

検査③

歯垢を採取して、ミュータンス菌とラクトバチラス菌の数を調べます。この2つの菌が多いとむし歯リスクが高いといえます。

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